『世界』2015年7月号に当研究会の論考が掲載されました

SEKAI20157

集団的自衛権問題研究会で執筆した『安全保障法制の焦点2』と題した論点整理が岩波書店の月刊誌『世界』の2015年7月号に掲載されています。現在書店で発売中ですので、ぜひお手に取ってご覧ください。本号に掲載されている論点は以下の通りです。

論点6  安部首相の政治手法には大きな問題がある
論点7  海外での武力行使に歯止めがかかっていないのではないか
論点8  「専守防衛」を破棄するのか
論点9  新ガイドラインは「日本防衛」を強化したか
論点10 国際社会はどう見ているか
論点11 人道支援活動にどのような影響を与えるか

日本の安保政策を根底から変える安保関連法案が5月14日、閣議決定され、国会審議がスタートした。

法案の持つ重大性にもかかわらず、政府・与党の説明はあまりにも粗雑で乱暴だ。戦争をしている他国軍を支援することを定める法案であるにもかかわらず、「戦争法案」と呼ぶ野党を糾弾し、「平和安全法案」だと開き直る。中谷防衛大臣が「自衛隊員のリスクが増大することはない」という驚きの発言をして非難を浴びると、安倍首相は「木を見て森を見ない議論」と反論。リスクは「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、自衛隊員に負ってもらうものだ」という。国民の命が「森」で自衛隊員の命が「木」だというのなら、まるで戦時中の論法である。

さらに、海外での武力行使が許されるのか、機雷掃海は認められるのか、ホルムズ海峡の封鎖は「存立事態」にあたるのかといった基本的な論点さえ、政府・与党の説明はぶれ続けている。

本誌先月号で検討した5つの論点につづき、今号では、法案が出されたことを踏まえて6つの論点を提示する。国会の内外での議論の活性化につながることを期待する。
(研究会代表 川崎哲)

One thought on “『世界』2015年7月号に当研究会の論考が掲載されました

  1. 「理解しにくい」と言われている安保法案を理解すべく、安保法制に関する衆議院の全議事録を精査し、論点をテーマごとにまとめました。衆議院の審議記録には、法案の何が問題なのか、我が国防衛をどう構築すればいいのか、に答えるたくさんのヒントが含まれています。

    【安保法案の論点整理】
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